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不倫をしたのはこの私

私は

主人が大好きだった。

 

なのに私は2年前に家を出た。

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仲の良い夫婦だと思っていた。

週末は一緒に出掛けたし、年に1回位は旅行にも行ってたし

会話もよくしていた。

 

毎日の中に特に不満もなかった。自分は幸せな主婦だと思っていたし

何不自由ない生活をしていた。

 

それなのに主人は私を裏切っていた。

浮気を疑ったのは、スマホの置き方が変わったこと。

今までは普通に画面を上に向けて無造作に置いていたのが

伏せる様になった。

ラインにロックもかけているようだ。

 

「会社の個人情報扱いがうるさくなったから」と言っていたが

疑いは消えなかった。

もともと出張も残業も多かったからバレるには時間がかかったのかもしれない。

 

主人にはカマかけて

「探偵雇って調べたから不倫してるのはわかってる」

と言ったらあっさり白状した。

 

しかし私はちょうどそのタイミングで、ある男性に惹かれてしまった。

 

いや、主人の裏切り行為で

タガが外されたようにその男性へ傾いてしまったのかもしれない。

 

本当にその出来事のタイミングがぴったり合ってしまい

まるで神様のいたずらとしか言いようがない。

 

その男性に誘われてはいたものの、2人で会うことすら私は断っていた。

2人きりで会うことさえも主人に申し訳ないと思っていたから。

 

それにその相手の男性も既婚者だった。

仕事の関係で長いこと単身赴任して、事実上不仲というふうに

聞かされていたが、そんなことも今となっては疑わしい。

 

主人はその女性とは別れると言ってくれた。

私のほうが大事と言ってくれた。

 

それなのに

 

私は家を出た。

 

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不倫相手の彼と付き合っていきたいと思ってしまった。

相手も妻子がある身なのに。

 

ひとりで部屋を借り、そこから仕事探しが始まり

彼は毎日私の家へ来て半同棲のようになった。

 

まるで高校生の恋愛のように浮かれていて

現実を見れていなかった。

 

無謀だった。

 

私が主人と別れれば、彼も別居中なのだから

奥さんと別れてくれるだろうと思っていた。

でもその話を切り出すと「こっちの事に口出さないで」と言われ

こっちのことってどういうこと?

そんな喧嘩をよくしていた。

 

家を出て、3か月後に離婚届を出した。

私はその3か月間もどうしても後ろ髪をひかれる思いがあった。

 

主人を嫌いになったわけじゃない。

今なら戻れるんじゃないか。

いや、もう取り返しがつかない。

そんな曖昧な思いの中で苦しんでいたが、自分で蒔いた種である。

 

家を出てしまった私が離婚届を出さないでいるのも

主人にとったら「何考えてるんだ!」ということになるだろうし

やはりけじめをつけるべきなのだろう、と届け出を出して離婚となった。

 

 

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自分は仕事といってもこれと言ってとりえもない私は

工場に派遣勤務となったが、日勤の約束が2週間目には夜勤となり

5週間夜勤が続いた。

派遣会社には日勤の部署にしてほしいと頼んだが

会社の人手不足もあるからと取り合ってくれなかった。

 

フルタイムもまともにしたことないのに

いきなり夜8時から朝8時までの夜勤の1日11時間勤務を余儀なくされた。

 

夜勤が続いても慣れない私は睡眠障害に陥って、常に寝不足状態で

肉体的にも精神的にもクタクタだった。

半同棲になっている彼は

そんな私を見ても何ひとつ優しい言葉は言わなかった。

 

家を出る時にいくらかお金はもらって出たものの

引っ越しや家財道具一式もそのお金から出しているのだから

先々のことも考えればそれ以上はお金は減らしたくない。

 

彼は生活費さえ出さなかった。

大きな買い物は時々してくれたたり

休みの日に外食するときはお金を出してくれていたから

それでチャラと思っていたのかもしれないが。

 

散らかっているからという理由で、自分の家にも入らせてくれなかった。

こういう男性を好きになった理由は何だろう。

自分でもよくわからなかった。

ただ好きだ。別れたくない。そういう気持ちはあった。

 

でも容姿も好みのタイプでは無かったし

話が合うところが良かったといえばそうなのかもしれない。

 

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私は身体が持たず仕事を辞めて違うところを探していた。

年齢的にも簡単には見つからない。

 

そんなとき彼が

なじみのスナックのようなところに行って帰ってきたときに

「ホステス募集してたから、ちょうど仕事探してる人がいるんだけど

って写真見せたら、『1日6時間くらいで月20万出すよ』って言われたよ

どう?」と言ってきたのだ。

 

なんで?

水商売しろと?

 

水商売を馬鹿にしているわけじゃない。

 

自分の彼女に、自ら夜の接客業を勧めてきたことにあきれたのだ。

それでまた言い合いになった。

 

10代の小娘じゃあるまいし水商売勧められたくらいで何怒ってるんだ

 

そう言われた。

泣きたくなった。

 

10代ならまだいい。私の歳から水商売やれというのか。

ついこの間までほぼ専業主婦だった箱入りおばさんだ。

 

いくつかのズレが私に別れを決意させた。

 

それに、その彼には申し訳ないが

まだ私の中では前夫の存在が忘れられないでいるのだ。

 

ずっと引きずっているからこそ、その彼ともぶつかってしまうのだろう。

 

前夫と別れたことを後悔し

自責の念にさいなまれ

 

また引っ越しをした。

 

ついこの前に不倫男を悪のように書いた私だが

その張本人は私だ。

その行為は身をもってロクなことにならないと知ったから

書かせてもらった。

 

今日はこの辺で終わりとします。