筋力が足りなくて怪我をした話

もともとヒールの高いものはあまり履かないが

かかとの高い靴のほうがスラッとして見えるので

持っているいくつかの靴の中には高めのものもある。

適度に高い5cm位のものの中でもクッション性がいいものであれば

逆に履きやすかったりする。

 

しかし、ヒールが高ければそれだけリスクも高くなる。

よく見かける、「グキッ」ってやつ。

ちょっとの段差で靴底のバランスを崩した時に

足首が横にグキッとくじくことはよくあること。

大抵は、足首だけのグキッで済むんだけど

 

昨年の夏、私は

その「グキッ」でケガをした。

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出勤する途中、歩いていてコンクリートと砂利の境目の所で思い切り

足をくじいた。

ガクっとなった瞬間、斜め前に倒れこむ形になった。

暑い夏の時期で

その日は荷物が多く右手にバッグを持ち、左手にもお弁当や着替えを入れたバッグ

をひじにかけて、手には日傘を持っていた。

どうやって倒れこんだのか自分でもよくわからなかった。

持っているものが色々邪魔をして

手をついたつもりがおでこまで地面についたが

そんなに痛みは感じなかった。

 

「あーやっちゃった」そう思いながら、立ち上がろうとすると

「ポタポタポタ」

赤いものが地面に落ちた。

「ポタポタポタ」

履いていた白いパンツにも落ちた。

「あ、血だー!おでこ切れたんだ」

切れたことよりも、意外と冷静に「今から仕事なのにーどうしよう」

そんなことを思いながらバッグからティッシュを出しておでこを押さえた。

ティッシュを探している間にも血はポタポタ落ちている。

2~3枚のティッシュをあてがったが、そんなものは

あっという間に血を吸いこんで赤くびしょびしょに濡れたので

タオルハンカチを出して押さえた。

住宅街を抜ける道を歩いていたため人通りは無かったが

たまたまバイクに乗った男性が通りかかって

「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。

 

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おでこは押さえていたものの、当然顔も血だらけで

青と白のストライプのブラウスも白いパンツも持ってたバッグにも

血が付いてたいたわけで

バッグも散乱している状態で、それを見た人は何事かと思っただろう。

私は「大丈夫なんですけど、ここどうなってます?」と、おでこを見せた。

荷物を拾ってくれながら「ああ、切れてますね」と言って

「そこに病院ありますからそこ行きましょうか。歩けますか?」

と言ってくれた。

 

その場所からは歩いて200m位の所に大きな総合病院があった。

「あ、はい。歩けます。そこ行きます。大丈夫です。」

そう言って荷物を持ち直してその病院まで歩いて行くと

総合病院の門のところにさっきのバイクの男性がいて

「病院の人に聞いたら救急受付してくれるみたいなので

そこの窓口まで行ってください」と親切に案内してくれた。

 

そう、その日は土曜日で、病院は救急外来以外は休みだった。

私はその人にお礼を言って入っていくとすぐに病院の人が出てきてくれた。

 

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何の専門の医師かわからないが、ちょっと見せてくださいと言って

救急外来の待合スペースの椅子に座るよう促され、おでこを見た。

もうその時には血は治まっていたようで、垂れてこなかった。

そのおでこを見て

「ああ、切れてるね。何に頭をぶつけたんですか?傷の手当は出来るんだけど

その上がだいぶ腫れててCTとか撮ったほうがいいから、ちょっと救急車呼んでくれま

すか?」と言った。

「え?救急車ですか?」

「そう、ちょっと今日は傷の手当てできる者はいるけど、CT撮れる者がいないから

別の病院でやってもらうように、救急車呼んでください。」

「え?自分でですか?!」

「はい。携帯電話持っていますか?怪我した状況とか連絡先とか聞かれますので

自分で電話したほうがスムーズに済みますから。ここでいいですから119してください」

「は、、はあ。わかりました」

とその場で病院の椅子に座りながら「119」に連絡をし

そこまでの事情を説明して、指示通りその場で救急車を待った。

 

待っている間に勤務先に連絡を入れて、そしてそっとおでこを触ってみた。

自分で見れないので傷がどこなのかわからないが、おでこの右上の方が

ぼっこりと腫れていた。でも着いたと思った手のひらがかすかに痛かっただけで

おでこ以外はどこにも傷は無かった。

 

救急車の隊員が来て案内され、救急車の細い担架のようなベッドに座った。

緊急性はそれほどなさそうだと判断したのか

「まずはここで手当てしますね。」と言って、ひとりは手や顔の血を丁寧に

拭き取っとくれて、もうひとりはめまいが無いかチェックしたり

パンツに血が付いていたのでまくって膝までチェックしたり、血圧を測ったり。

搬送先の病院に受け入れ可能か確認しながら

テキパキと手際のいいこと。

 

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そして寝るように言われて落ちないように固定され

受け入れてくれる病院まで7~8分くらいで着いた。

なにしろ、赤信号でも通れるし他の車はみんな譲ってくれて

この程度の怪我で申し訳ないくらいだったけど。

 

病院に着いてCTを撮ったが何も異常はなく、眉毛のすぐ上を4針縫うだけで済んだの

で病院からはタクシーで血だらけの洋服のまま帰った。

 

しかし

病院から自分で救急車を呼ぶとは思わなかったな。びっくりだ。

っていうか

転んで救急車を呼ぶほどの大事になるなんて、結局おでこの傷なんて2cmも無いほど

で、なんだか恥ずかしくなった。

おでこって毛細血管が集まっているから血がたくさん出るらしい。

筋肉の衰えがあらわになったこの出来事

若ければ踏ん張りでおでこまで付くことは無かったんだろうから

足腰鍛えなくちゃなと思った。

 

それと 

病院まで案内してくれたバイクの人にありがとうと言いたい。

あれのおかげで遅刻してなきゃいいんだけど。

 

 

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